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■ お盆のアキアジ釣行
8月13日 予定していたのは13日の朝からだったが、台風の通過によって予定が大きく変更になった。
それでもこの日の明るいうちに現地に到着し、師匠と一緒に翌日の準備を兼ねて試し釣りをしてみたが、肝心の魚の
反応がない・・・。
聞くと、この日の朝は30〜40本も釣れていて、全体的に斑なく釣れていたと言うから予定通りに行動していればと幾分
の後悔。
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しかし、久しぶりに師匠とのんびりと夕方を過ごし、翌日や今シーズンのアキアジ釣りへの期待などのお話をして楽しい
時間は過ぎていった。
台風一過の晴天は美しい夕焼けを見せてくれて、19時半にはイノケンさんが合流。
3人で暮れゆく空に輝く三日月を眺めていると、先週同様に満天の星がきらめきはじめた。
8月14日 3時半に起きるもまだ暗く、それでも準備を進めながらおしゃべりをしているうちにモリさんが親戚の方と一緒
グラマラスな超銀ピカのアキアジの雌だったので、初めて目の前で釣りあがったアキアジを見たCoppuさんには、これま
で鮭鱒ではサクラマスしか見たことがなかっただけに刺激が強かったらしい。
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私の雌
その興奮が冷めやらぬ6時少し前のこと、私にもアキアジがヒット!
強烈なファイターで、いきなりドラグを鳴らして走りまわられ、なかなか寄せられず海面を暴れまくっていたほどだが、魚
体はさほど大きくなかったのでカラフトマスかと思ったほどである。
ようやく寄せてモリさんがネットインしてくれて確認すると、やはりアキアジの雌だった。
魚体は小ぶりで66cm・2.9kgだが、超銀ピカ魚体の銀は尾びれに放射状にきらめいていた。
しかし、ここからがこの日のイノケンさんののっているところで、Coppuさんの逃がしたアキアジではなかろうがイノケンさ
んにヒットする。
次はCoppuさん生涯初のアキアジのタモ入れに挑戦となり、イノケンさんの指示通りに無時ネットインしたが、その重さ
に驚き叫ぶことになる。
まあ実際は3.5kgほどの標準的な型だったが、彼にとっては巨大な前代未聞の魚だったのであった。
イノケンさんの好調は午後からも続き、Coppuさんがその引きを楽しませてもらっていたようだった。
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バラシ直後・・・
14時、私にもチャンスがやってきた・・・すーっと重さを増した微かなアタリが数回あり、次のタイミングで大きな合わせを
入れてヒット!
はるか遠くで強い抵抗をしてグングン引いている感覚はたまらなかった。
イノケンさんがタモを持って駆け付けてくれた時、フッと軽くなり・・・バラシ。
しかし、師匠に15時半過ぎにヒット!
4kg近くの超銀ピカ雌だった。
これで全員がアキアジをゲットして、師匠は裸足、イノケンさんは上半身裸で喜んでいた姿が実に微笑ましい。
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夕方になると風とうねりが強くなってきて、17時過ぎには納竿とした。
師匠は車中泊、イノケンさんと私はテント泊で、この夜も星が見えていた。
8月15日 蒸し暑い夜だった。
昨夜は早めの20時過ぎに寝たので睡眠は十分、爽やかに目覚める。
しかし、深い霧に包まれていて、天気予報は雨になるとのこと・・・。
Coppuさんは起きられず不参加だったが、モリさんは元気に私が起きた頃には到着していた。
準備を済ませると早めにテントを撤収しアタリを待つが、朝方イノケンさんに一本ヒットしたのみで、他の場所にヒットが
続発している。
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しかも、そのヒットはいつまでも続いていて、その場所だけで20本以上も釣れているのでは?
結局、雨脚が強まってきた時点で納竿を決め、それでも師匠の秘策ルアーにヒットしたので9時45分から若干延長して
続けたが反応はなく、釣り場を後にする。
今回は辛うじて一本、しかし全体的には公平さは全くなく、未だにアキアジを釣っていないという人も多いようである。
反面、すでに二桁の釣果を上げている人もずいぶんいる。
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