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■ 二度目の海サクラ釣行
7月2日 曇り空に時々晴れ間が広がっている天気だが、大気が不安定なので雨が降るのは覚悟していた。
道東は高速道路がすべて無料化されたので音更インターチェンジから中札内まで利用し、高速道路から国道に入る頃
には霧が発生していた。
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日没前18時に現地入りしてみると、1時間前に釣れていたと聞いてガッカリ・・・。
しかもこの日は、一人で12本も釣った人がいるというから驚きだ。
それでもサクラマスの跳ねがみられたので、翌朝に期待しつつ、車内で夕食を食べながらキッシーさんの到着を待つ。
21時を過ぎてから予定通りキッシーさんが到着したが、生憎の雨に気分は少々トーンダウンする。
それでも話は尽きることはなく、23時を過ぎてから自主規制で各自の車内へ向かった。
7月3日 天気は霧雨。夜明けまで傘をさして待つのは辛いが、ワクワクしながらキッシーさんや現地の釣り人とのお話
は楽しく、雨もいつの間にか小降りになってきていた。
薄明るくなってくると次々にやってくる釣り人で賑わい、海面の状態がはっきりしてきた頃にキャストを開始する。
開始早々周囲でサクラマスが釣れ始め、期待してリーリング中にキッシーさんにヒット!
状態の好い腹太のサクラマスをゲット!
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二人の釣果
その後も好調のキッシーさんは雨マスも釣っていたが、私にはアタリはあるもののなかなかヒットには至らない。
自信を持って入釣した場所だったので、きっとサクラは来ると釣り場をボーっと眺めてリーリング中にヒット!
ヒット後も元気に暴れる様子からしてサクラマスを確信して巻いているうちに、ギラリと美しい魚体が見える。
しかし、キッシーさんにヒットを伝えた直後・・・・・フッと軽くなってしまった。
昼食は先週と同じ食事処で豚丼を食べゆっくりと休んでから、町内の有名な塩干を扱う食品店で買物をした。
ここでキッシーさんと別れるが、この日はもう一つ楽しみにしていたものがあった。
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十勝三股のルピナスは自然に増えていったのだろう、道端も草っぱらも、どこもかしこも昇藤(私が幼い頃はこう呼んで
いた)だらけである。
かつては1200人もの住人がいたという場所であるが、現在は喫茶店と住宅が1件ずつあるのみである。
紫だけではなく、白や薄桃色など様々な昇藤が一帯を覆い尽くしている。
不思議なことにこの場所だけが雨が降っておらず、この先もほとんど雨に降られていたほどである。
層雲峡はその地名が納得できるような幻想的な雲に覆われ、石狩川は茶色に濁っていたので強い雨が降った後なの
だろう。
やがて雨も上がり、自宅に到着となった。
■ 激渋の海サクラ釣行
7月4日 雨上がりの層雲峡は美しく、大雪湖では思わず車を停めて撮影するほどの絶景を見ることができた。
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現地は曇りで、すでに3台の車が車中泊していたので静かに車中泊の準備をして、寒くはなかったのでシュラフを掛け
布団代わりにして寝る。
7月5日 平日なので釣り人は少ないだろうと遅めに行くも、薄明るくなってからでも釣り人はなかなかやってこない。
前回は海面がやっと見える程度でもあんなにアタリやヒットがあったのに、今回は全く反応がなかった・・・。
完全に明るくなって朝焼けが見えた頃、アタリがあるがヒットには至らず他の人がようやくこの日の一本目のサクラマス
をゲット。
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時々跳ねはあるが全く食いつかず、地元の年を重ねた普段着のベテランさんがひょいとやってきては軽く釣りあげてい
る姿が時々見られた。
後から気付いたのだが、この中に昨年お会いした年間50本以上(異常?)はサクラマスを釣っているという名人がい
て、この日も2本のサクラマスと全体でも一本しか釣れていない雨マスを釣っていた。
9時まで粘るもノーヒット!
実力の違いを知らされた釣行だったが、渋いサクラマスの釣り方のいい勉強になった。
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