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■ 柳の下に2匹目のドジョウは・・・
1月17日 14日に51cmのサクラマスが釣れた!そんな情報に興奮しての出発となる。
出発時の気温はマイナス12℃程度で、路面は圧雪なので走りやすい。
峠を越えると雪は激減し、アスファルトが現れ夏道のように乾いているが、気温はマイナス15℃程と下がらない。
途中から積雪が40cm以上もある場所が続き、10歩進んでは休憩を繰り返すという大変な道を抜け出せず、なかなかテ
ントにはたどり着けなかった。
息は絶え絶え、足の筋肉はパンパンになって、ようやくテントから一番遠くにある自分の仕掛けまでたどり着き、竿の横
ラマスの引きを味わっていない。
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外は青空が広がり、手つかずの大自然のなかに釣り人のテントや野天釣りの人たちが静かに釣りを楽しんでいる。
ワカサギ釣りは軽いオモリを使っているので、約17mの湖底まで落とすには30秒程度を要するが、反応はすぐに現れ
る。
しかし、お昼近い時間になるとなかなか乗らず、釣果は相変わらずだった。
イノケンさんがそれぞれの釣り場の情報収集に出かけるが、どのポイントも大差はなく、ワカサギもサクラマスも釣れな
い日のようだった。
お昼になると各自が持参していたガソリンストーブでお湯を沸かすために点火したので、テント内は暑いくらいに気温が
上昇する。
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13時50分、3人で一斉にサクラマスの仕掛けの点検に出かけたところ、キッシーさんの仕掛けが斜めに引っ張られてい
ると言う。
早速動画撮影しながら見ていると、同軸リールなので釣れているのか見た目には判別できない位の高速巻きである
が、巻き上げ速度は速くないようだった。
しばらくすると、穴の中からオモリが見えたと同時にサクラマスが飛び出す。
キッシーさんは、すかさず型の良いサクラマスを足元にして竿を片手にカメラに向かってポーズをとり、2本目のサクラ
テント内で15時までワカサギ釣りをしながら片づけをはじめ、15時に最後の点検をしたときには誰の竿にもサクラマス
は釣れていなかった。
太陽が山際に隠れる直前に片づけが済み、すでに半分以上の釣り人が去った釣り場を私たちも後にする。
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陽が射さない湖上には刺すような風が冷たかったが、林に入ると風はやみ暖かくさえ感じるが、林の中の道は登りが
多く少々息切れしかける前に駐車場に着いた。
相変わらずワカサギの型は良いが釣果はイマイチで、サクラマスもこれが例年の数なのだろうが、昨年の爆釣を味わ
いつくしているだけに不満が残る釣行となった。
■ 氷上の鮭鱒初ボウズに泣く
倒!注意せねば・・・と思っておるうちにもう一回イノケンさんが転倒・・・ふざけているのではなく、本当に滑っていたよう
だった。
今回は、初釣行のときに爆釣したポイントで、湖上は強風が吹いていたので試し釣りをすることなくテントの設営をする
遅れた要因は、いつものお腹が暴れだす朝の恒例行事だったようだが、生憎モリさんは携帯電話が故障中で連絡は
できなかったらしい。
彼はサクラマスの仕掛をテントの近くにセットすると、強風の中にもかかわらず外でワカサギ釣りを始めてしまった。
そして8時過ぎ、4匹のワカサギが連なった釣果をみせてくれたモリさんは、この釣りには自信があると大きな体を揺す
って威圧しているようにもみえる。
そのすぐ後にはイノケンさんがこの日初となるサクラマスを釣り上げ、10時半に2本目を追加する。
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11時18分には、ついにモリさんにサクラマスがヒットする!
全身を屈伸させながら巻き上げ、その視線は穴に釘付けになっていて、私たちの声が彼に届いているのかいないの
か、サクラマスが穴から顔を出しているのになかなか引き上げない・・・。
どうやらリールのトラブルらしく、モリさんは穴に手を突っこんで引き上げようとしている。
イノケンさんがオモリを持って引き上げるように教えると、我に返って引き上げ無事ゲット!
ハイタッチをした後は右手を高々と上げて、感無量に空を仰ぎ見る・・・・・。
彼ほど氷上のサクラマスを釣り上げて喜んだ釣り人はいなかろうと思えるほど、その姿は私たちの胸の奥底まで彼の
感動として響いてきたのである。
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一方ワカサギだが、先週とは比べ物にならないほど快調に釣れていて、ダブル、トリプルと釣れる時もあったほどだっ
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