8月の釣り Ver.2



 ■ お盆の釣行はアキアジ!

8月14日 メガ弟さんが一本のマスブッコミで3本の釣果を上げたという、これまでにはない新しい釣り方に魅力を感じ
たのでオホーツクに行こうか、それとも例年並みのルアーやウキでのマス釣りをしようか?
悩んでいたところに、師匠から太平洋で10本のアキアジが釣れたと連絡が入ったのである。
もちろん釣り場全体での釣果なので釣れる可能性は非常に低いが、アキアジ一本にはマス10本分の魅力があるという
師匠の言葉に釣られてしまい、太平洋行きを決めてしまった。

お盆といっても休日は通常の週末と変わらず、夕食後の出発となる。
この日午後から現地入りしていた師匠と鶴岡選手の釣果が気になるもあえて問わず、いつもより車の多い国道を南下
する。
鶴岡選手から、勝毎花火大会があるので交通規制に注意するように、との連絡があったがさほど気にしてはいなかっ
た・・・。
上士幌町の牧場まで来たときに前方に花火が見えたので、まさかこんなところから勝毎花火が見えるとは信じがたかったが、それは確かにその花火大会のものだったことが近づくにつれてはっきりする。
士幌町ではマイマイ蛾の発生がピークを迎えていたのか、町全体の照明を落としているためにゴーストタウンのようだった。
音更町に入ると花火は大きくなってきて、車も人もごった返している。
十勝大橋の手前から流れが悪くなり、渋滞気味の橋の上で花火が見られるなあと思っていたところ、この区間は全く打ち上げらない・・・。
橋を渡りきったところでフィナーレの花火が打ち上げられ、さらに続
いていた渋滞のお陰で花火を楽しむことができた。
駐車場に着いて間もなく師匠と鶴岡選手の出迎えを受け、ようやく釣り場に着いたのが22時40分頃だった。
鶴岡選手に手伝っていただき準備を済ませ、ビールで乾杯したのが23時半頃だったろうか。
三日月と星空はこれまでの2回の釣行時にはみられなかったもので、翌日の好天を約束してくれているかのようだっ
た。


8月15日 短い睡眠時間だったが、今回はいくらか寝ることができて幾分調子が好い。
師匠も到着して準備をしていたところ、見たことのある人影がこちらに向かっていた・・・・・メガ弟さんである。
この日はオホーツクでマス釣りをしていると思っていただけに、全員が驚いてしまった。
そうこうしているうちに、まだ薄暗いなか、私はまだ準備も済んでいないのに近くでアキアジが釣れた!
そして4時25分、少し離れた師匠の釣り場から歓声が聞こえてきた。
師匠にヒットしていたのでズームで動画撮影をはじめる・・・メガ弟さんがタモの準備をしていて、鶴岡選手の解説が聞こえている。
竿の曲がり具合から推測するにアキアジなのは必須で、間もなくネットに収まったようだ。
駆けつけてみると超銀ピカのアキアジで、もちろん船で釣れるような状態の好い最高のものである。
しかし、この時は自分に釣れそうな気がしなくて、ぼんやりと
竿先を眺めたり周囲の釣り人を見ていた私だった。
後方から朝日が昇ってきたのだろうか山の上部が赤くなってきていて、空は赤と青の絶妙なコントラストが美しい。
しかし、あまりにも雲がないので日中の暑さが気になるほどだった。
4時46分、私の竿にアタリ・・・その感覚はアキアジそのものだとわかるほどはっきりしており、一気に合わせを入れる。
根がかりのようなズンとくる手ごたえに、合わせがうまくいったことを確認し竿を立てる。
重量感あふれるファイトを楽しむが、前回重量級のアキアジを釣っているのでそれほどでもなく感じるのは贅沢と言うもの・・。
Kさんがタモ入れをしてくれて、無事ネットに入った。
72cmなので大きくはないが、重さは4.2kgと太平洋らしい腹の太いオスだった。もちろん鱗が飛び散る超銀ピカである。
5時35分、再び師匠にヒットしていた。
動画撮影しながら駆けつけるとすでにメガ弟さんがタモを構えていて、師匠は四股を踏むように腰を落として前のめり
にアキアジの引きに耐えている模様・・・。
どうやらパワーのあるアキアジがヒットしているようで、師匠の帽子は吹っ飛んでいる。
海を見るとアキアジは海面で暴れたかと思えばすぐに潜ってしまい、なかなか簡単には寄せられない。
そしてようやくタモに入ったときには、見守っていた全員が歓声を上げた。やや放心した師匠だったが、すぐに満面の笑みで帽子を被りなおしていた。
6時01分、次は鶴岡選手の番だ。
駆けつけてみると師匠がタモを持って待ち構えていたが、魚は潜っているのか姿は見えない。
少ししてタモまで寄せたところでアキアジは2回ほど抵抗して、それでも次にはタモの中で暴れてネットイン!
しかし、それからしばらくは周囲で散発的に釣れるだけの静かな時間となる。
雲がほとんどない青空には日が昇り、朝から日差しは強かった。
三脚に折りたたみ傘を取り付けて日除けにすると、これがなかなか便利なもので気温が高くはないので実に涼しい。
8時59分、鶴岡選手に再ヒット!
小走りに動画撮影しながら駆けつけると、一本目とは竿のしなりが全く違っていた。
アキアジの引きに耐える竿と糸から、不気味な音がギュンギュンと聞こえてくるほどだった。
一旦は網に入りかけたが飛び出し、海面をバシャバシャ跳ねたり潜ったりとパワーはまだまだ充分に残っているようだった。
長いタモを持って待ち構えていたメガ弟さんも大変だったろう。
それにしてもこのアキアジ・・・素晴らしいファイターで、ずいぶんと手こずったが無事ゲットとなる。
このアキアジは、糸が切れない限り絶対にバレない掛かり方をして
いたのだった。
その10分後、再び鶴岡選手にヒットしたが、駆けつけたときには近くの釣り人がタモ入れをしてくれていたところだった。
超銀ピカのメスをゲットしていた鶴岡選手は絶好調!
再び静かな時間が訪れ、時々霧が出ることもあるのは海らしいし涼しかった。
しかし、魚はぱったりと姿を見せなくなってしまい、見切りをつけたメガ弟さんが帰ってしまった。
その姿を見送り、見えなくなった12時06分だった・・・鶴岡選手にヒット。
静かな海にアキアジがファイトするバシャバシャ音が響く。
駆けつけたときにはすでに上がっていたが、少し離れた場所でも釣れていたようである。
12時40分、鶴岡選手がこれまでにない珍しい魚を釣った!何と!ヤツメウナギである。
体長は50cmほどだったろうか、地面に口を張り付かせながらクネクネと動き回り、実に不気味だった。
海のものは臭みがなくて美味しいとか、アキアジ釣りのエサにいいとか教えていただいていたが、結局写真撮影だけしてリリースしていた。
これまで川などで獲れたヤツメウナギは見たことはあったが、じっくりと観察したことはなかったので、この機会にと観察してみた。
吸盤になっている口は通常縦に一直線に閉じていて、張り付くときに開くようになっていることを知った。
やはり不気味な魚だ!
13時05分、私にアタリ・・・ここぞというところで合わせを入れたのだが、数秒のファイトの後にバラシ・・・。
8時間ぶりのヒットだったのにと、悔しがったが仕方がない。
それでも、その1時間後には再ヒット!今度はじっくり待っての合わせだった。
鶴岡選手が来て私のカメラで動画撮影をしてくれて、Kさんはタモの準備してくれていた。
手ごたえは朝のアキアジほどではなかったが、それでも重量感と引きは充分に味わうことができてネットイン!
しかし、靴を片方脱いでいたので、釣り上った後は片足跳びをしながら靴をとりに行く妙な姿が動画に残されていた。
アキアジは超銀ピカの67cm・3.5kgほどのオスで、〆が十分ではなかったために竿やバット、腕や手にまで鱗が付いていたほどだった。
その後、前日はたくさん釣れていたと聞く15時から16時までに期待し
て待つが周りでも全く音沙汰なく、16時には風呂と買出しに出かけることにした。

釣り場を離れると霧は次第に晴れ、太陽が顔を出し暖かくなってきた。
いつもの風呂では珍しく一人入浴客があったが上がる直前だったので、いつもながら大浴場は独り占め状態だった。
コンビニで出来たて弁当と飲み物を買い、再び釣り場が近づくと霧が出始めるが、釣り場には霧はでていなかった。
私たちが離れている間も釣れていなかったそうだが、鶴岡選手がアキアジを一本追加していた。
夕食を食べながらビールで複数本釣れた祝勝会をしているうちに次第に暗くなり始めたが、近くで焼肉をしている賑やかなグループの声
がしていた。
この日も前日の疲れがでたのか、21時過ぎには横になった。


8月16日 目覚ましに気付くまでぐっすり寝ていて、外を見るとまだ薄暗かった。
しかし、前日は薄暗いうちに近くで釣れていたので、準備に取り掛かることにする。
曇り空だったので明るくなるのは遅く、それでも前日の焼き付けるような晴れよりは過ごしやすく、暑くも寒くもない丁度よい気温だった。
しかし、全体的にも釣れない朝を迎えたのであった。
朝のラッシュは全く見られず、ただひたすらに静かな海だった。
全体でも5本程度しか釣れていなかったので、早い時間から諦めムードが漂っていた。
そんななかでも、近くの釣り人からスイカの差し入れがあるなど、この釣り場独特の和やかな雰囲気が気持ち好い。
9時頃から少しづつ片づけを始めていて、10時半には釣り場を出発
することになった。
前回立ち寄った帯広の回転寿司羽衣亭で昼食を済ませ、市内の釣具店や音更町で買い物をしてからの出発となる。

2日目はアタリさえも全くない厳しい状況で、今年は本当に釣れる時期が来るのだろうかと不安になる。
しかし、今回も何とか複数本ゲットの目的を達成して、お盆の釣行は終了となった。





 ■ 驚愕!そして劇的!二日間の太平洋

8月21日 例年であれば、今週末は網入れ前のラストチャンスとなるはずで、チーム網走が一同に集結して太平洋のア
キアジを狙うべく、週の半ばから出撃していたのである。
しかし、波高く濁りも入り、挙句の果てには風雨にさらされての厳しい釣りとなっていた。
そんななかでも、師匠は木曜日の夕マズメに2本、金曜日の朝マズメに1本と手堅く釣果をあげていたのはさすがであ
る。

いつもより10分早い出発となり、先週はお盆中だったせいか混雑もみられたが、今回は車のほとんど走っていないいつ
もの国道に戻っていた。
大雪湖付近では雨上がりの濡れた路面で、靄がかった山がいまにも雨を降らせそうな気配を感じさせるが、この先雨
に会うことはなかった。
十勝地方の天気予報は星空だったが雲に覆われて星など見えず、士幌町では蛾の発生が少なくなったのか町に灯りが戻っていた。
現地駐車場に着いたのは21時50分だったのでいつもよりは早く、もうすでに寝ている師匠の車の前で準備を始める。
釣り場へ向かう途中に鶴岡選手が迎えに来てくれて、道すがら今期一番の泊まりの釣り客の多さに驚いた。
釣り場で待っていてくれたキッシーさんと再会し、二人には準備を手伝っていただき、落ち着いたのが23時半頃だった。
鶴岡選手は連日の釣り疲れから0時半には休んだが、私とキッシーさんはいつものように2時近くまでおしゃべりに熱中してしまった。


8月22日 起きたのは3時半だったが外はまだ暗く、寝袋のなかでウダウダしているうちに師匠の重低音の声が聞こえ
てきたので起きることにする。
薄暗い中、やや離れたポイントでは早くもアキアジが釣れていたが、焦ることもなく準備を進めていたところ、頭上からメガ弟さんが登場!
来るとか来ないとか毎回お騒がせしていた彼が、今回もやはり来てしまったのである。
その後、キッシーさんを驚かせてやろうとメガ弟さんが向かったのは全く知らない釣り人だったが、直前に気付いて驚き戻ってきた姿はなかなか面白かった。
これでメンバーは6人になったが、鶴岡選手の後輩になる若い男女が加わって8人の賑やかな釣り場となった。
空が薄赤く色づいてくると、少しづつ高い山から日があたりはじめて 
明るくなってくる。
しかし今週も、先週と変わらないポツポツ程度の朝マズメとなり、期待感の薄い釣り場ではあるがこの頃からようやくキ
ッシーさんが準備を始める。
そして5時40分、今回は鶴岡選手がチームの初ヒット!
動画撮影をしながら駆けつけたときには、Kさんがタモの準備をしてアキアジの様子を伺っている。
アキアジは掛かりどころが悪かったのか海水が鮮血し、すでに残された力は僅かにみえた。
ここで鶴岡選手は若い後輩に竿を手渡し、アキアジをタモに導くべく指導をはじめる・・・ほどなくしてアキアジは無事にネ
ットインし、カワイイ顔をしたメスをゲットする。
この一本でチームは活気付くが、再び静かな時間となってしまうのであった。
6時59分、次は師匠にヒット!
私が駆けつけたときには全員が見守るなかメガ弟さんがタモを構えていて、間もなくネットインとなった。
「わーすごい、きれい」「くわえタバコで余裕ですね」とか「師匠、一曲いきましょうか」などと祝福の言葉が飛び交い、美しく輝くアキアジのメスを手にしていた師匠だった。
師匠はこれで、連日ボウズなしの4本目となった。
気がつくと青空が一杯に広がっていて、太陽は完全に顔を出して私たちを照りつけ、次第に暑いくらいの日差しになっ
てきた。
7時56分、私の竿に反応があったが軽いアタリがしばらく断続的に続いたのでウグイかと思いつつも待っていたところ、
次にきた大きなアタリに合わせを入れる・・ヒット!
限りなく根がかりに近い手ごたえにアキアジを確信した瞬間、アキアジは潜り走る!
渾身の力で踏ん張り、その動きに耐えているうちに鶴岡選手が駆けつけてくれてタモの準備をしてくれた。
何度も寄せるがすぐに潜りながら走るので、容易にはネットに入ってくれない大きなアキアジだった。
メガ弟さんとキッシーさんが動画撮影をしてくれているときにKさんに竿を手渡し、Kさんがその引きと重さに耐えている。
そして、ようやくネットインとなったのが78cm・4.8kgのオスだっ
た。
しかし、その後は全く音沙汰なく周囲でもほとんど釣れなくなってしまった。
気温はそれほど上がらなかったが日差しは夏そのもので暑く、UVクリームは塗っていたが効き目があったかどうかは怪しいほどだった。
その後キッシーさん、師匠、メガ弟さんと一人づつ納竿し、鶴岡選手の後輩も帰ってしまったのでお昼には鶴岡選手と3人だけになってしまった。
その頃には周囲の釣り人も大方納竿していたので、釣り場は少し吹きはじめた風の音と波の音しか聞こえない。
ただ、この頃から濁りが入り始め、弱気になっていた私たちは釣果によってはこの日のうちに帰ろうかとさえ話し合っていたのである。
13時半過ぎのことだった・・・。静寂を破る鶴岡選手のヒット!
誰がタモ入れをしたのか記憶にはないが、アキアジは釣れたのである。
しかし、このアキアジの性別があやふやだったので、その場で確かめることになる。
下あごには伸び始めた牙、そして脂ビレがオスのように大きかったが・・・判別結果はメスだったのである。
そして再び釣れない時間がやってきて、日差しは暑いが日陰に入ると風があるために寒くさえ感じるなか、ひたすらア
キアジの反応を待っていた。
            

15時53分、鶴岡選手にヒットして私がタモ入れをしてネットインとなったが、魚がまだ網の中にいるうちに次のアキアジ
がヒットしたのである。しかも、両方ともメスである。
そしてその興奮が覚めぬ16時03分、またしても鶴岡選手にヒット!
この魚も私がタモ入れをしてゲットとなるが、何と!5本目となるアキアジもメスだった・・・。
周りでは全く釣れていなかったので、驚愕の10分間となったのである。
しかしこれが最後のヒットとなりその後は反応はなくなったが、この一件で翌日も竿を出すことに決定!
鶴岡選手は食材の買出しに、Kさんは魚を車に運ぶと言うので私は留守番役となる。
18時近い時間になると空は色づき始め、刻々とその姿を変え始めた。
一人寂しい時間は変化を続ける夕焼けショーに釘付けとなり、これを見られただけでも満足と思えるような絶景を堪能する。
ショーの最後には二人が戻り夕食とお酒を楽しみ、この日は早めに寝ることになったが、疲れのせいか朝までぐっすりと寝ることができた。


8月23日 曇りの予報だったので遅めの4時の目覚ましに起きるが、外はまだ薄暗かった。
最後の一日は8時までと宣言していたので残り時間が少ないなか集中して頑張ったのだが、釣れるのは他のポイントばかりだった・・・・・。
出発時にみた天気予報とは違い、青空がいっぱいに広がって暖かな朝となった。
朝マズメが終わると釣れていたポイントでもほとんど釣れなくなってしまい、この時間からでは釣れる可能性は限りなくゼロに近いだろうと思っていた。
帰りは温泉に入ろうと考えていたので時間計算をしてみると、9時から片づけを始めても大丈夫だと判断し、9時から少しづつ片付け始
めようと思っていたときだった・・・。
私の竿に反応が・・・もらった!と勢いよく合わせてみたのだが、何か違う??
釣った魚は40cmほどのウグイだったのである。
今日はウグイが最後の釣果かと写真を撮ってリリースする・・・。
そして再び荷物の整理をはじめ、頭のなかでは次の釣行のことまで考え始めていたのである。
9時25分、私の竿に再び反応があった・・・そしてヒット!
まさかと思ったアキアジがヒットしたので少し慎重に寄せて、Kさんはタモの準備をしてくれ、鶴岡選手は私のデジカメで動画撮影をしてくれていた。
大きくはなかったので、さほど抵抗もなく無事ネットインとなった。
最後の最後にしてアキアジを釣り上げることができ、さらにうれしいことには今期初の念願のメスだったのである。
劇的ともいえる最後の一本は65cmで鱗が飛び散るほどではあったが、しばらくすると縞模様が浮かび上がってきた。
しかし、翌日さばいてみたところ、身は赤くて脂がのっていて筋子は成熟途中と思われる粒の大きさだった。
もちろん片付けの途中だったので、このまま納竿となった。
いつもより早い納竿だったのでインデアンカレーで昼食後、鶴岡選手に教えていただいた温泉に行ってみた。
「札内ガーデン温泉」は林に遮られて見落としたほど、案内表示もわかりにくいとこ
ろにあったが、私が変な城みたいな建物があるぞと言ったことで発見された。
広い駐車場から堀を渡る橋で館内に入る。堀の中央に西洋風のお城が建っているといった印象の不思議な温泉施設だ。
館内は広くて衛生的で、浴場も休憩所も広々とした、湯は茶褐色の十勝らしい温泉だった。
湯上りの肌はスベスベ感が続くいい湯だったので、機会があればまた来てみたい温
泉のひとつになった。この日は「ガラポン大抽選会」が行われていて、花火セットと陶器のウサギ風鈴が当たり、少し
得した気分で温泉を後にする。
音更町内で買い物をしてからの出発となったが、16時過ぎには自宅に着いてしまった。


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